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TU01.GIFアムステルダム・ゲイ・プライド TU01.GIF





HANA5.GIF 8月6日。テロアタックの噂の流れる中、ゲイ・プライドを見に行きました。
はっきりいって面白い!。オランダに8月初頭に来たら、ゲイ・プライドは見るべき!と思ったほど見る価値がある!
スタートは2時からだったが、11時ごろ運河に着いてしまったので近くのカフェでお茶を。
となりのカップルが堂々と熱いキス。
よく見たら女同士、レズビアンのカップルだった。アムスへ向かう電車の中にもゲイらしき人々がいた。
まあ、同性愛者も結婚できるオランダではよくあることなのだが。

さてゲイ・プライドというのは、同性愛者の人々が同性愛者であることを誇ろうというイベントで、アムステルダムで毎年この時期の恒例になっている。この手のイベントでは世界的に有名らしく、各国から観光客がアムスにやってくる。
コンサート、パーティー、ワークショップ、同性愛映画、アートのイベントなどが行われる。
特に土曜日の運河を、山車にしたてたボートが連なって運行する船上仮装パレードは大人から子供、観光客から地元の人まで大人気。
ゲイやレズじゃなくても、老若男女関係無くオランダの行事として定着している。
日本で言えば、阿波踊りやねぶた祭りの見物みたいなものでしょう。

カフェを出て、12時ごろから気合入れて運河の橋の上に場所をとったので、結構いい写真が撮れたと思う。
私の近くには、地元の親子連れ、ドイツから来たゲイの団体、イギリスから来たおじさん、にこにこしながらゲイ雑誌を開いてるゲイの少年、友達同志で見物似来た女の子達など。
隣の地元の親子はしきりに私や周りの人にポテトチップスをくれる。ドイツ・ゲイ団体も私もお菓子をもらってニコニコ。ほのぼのムードである。
なかにはクーラーボックスを持参してワインを冷やし、既に出来上がってる人たちもいる。

さて、2時ごろ、運河の上を警察の警備ボートが先導して、船山車がけたたましい音楽と共に連なってくる。派手に着飾ったゲイたちが踊りまくっている。綺麗な人もいれば、女装が似合ってない人もいる。でも楽しければいいのである。岸の見物客もノリノリで踊る。船からアメや笛を見物客に投げたり、歓声あげたり、大騒ぎ。
私は橋の端っこに腰掛けて、橋の外に足を投げ出して座ってた。私の橋はかなり低い場所にあり、船上の背の高い人からは手が届く高さだったので、私の足に手が届く。そのため、3回ぐらい船上のオカマさん達から足を引っ張られた。

この人は手渡しで私に自分の飲みかけのビールをくれた。
ありがたいのだが、何せ中身も瓶も泡だらけのビール。。
面倒だったので、そのビールを次に来た船のオカマ君にあげた。


ピンクの服を着ている人々をよく見かけたが、同性愛のカラーらしい。

船山車は、お茶らけたものばかりではない。アムネスティの人権保護を訴える船もある。そして数船、イランへの抗議船も出ていた。
先日、イランで同性愛者の少年達が絞首刑に処せられた。イスラムで同性愛が禁じられているという理由である。
抗議船ははっきりいって命がけの行為である。なぜならオランダは9月中旬までにアルカイダのテロ標的になる可能性がある、と言われているからである。

イランへの抗議船

船のパレードが終わってから、レンブラント広場のイベントに行った。ステージがあって、シンガーたちが歌い、お客が踊りまくる。
まわりにゲイのカップルがゴロゴロいた。50歳から60歳くらいの手をつないだゲイカップルから、若いゲイカップルまで、年齢人種は様様である。かといって、ゲイばかりでなく、普通の親子連れ、友達同士、これもまた老若男女関係なく楽しんでいる。
舞台ではベルギーから来たシンガーが「ベルギー人は単純かーーー!?」と客に呼びかける。
オランダ人たち:「イエーイ!」。
ベルギー人シンガー:「オランダ人はケチかーーーー!?」
オランダ人たち:「イエーイ!!」。
このようにどうでもいい雰囲気である。このベルギー人シンガーが熱唱している最中、舞台に幼児3名が乱入。
シンガーの周りを走り回った。おこったシンガーが「ファッキン・アムステルダム!!」と叫び、途中で楽屋に引っ込んでしまった!!。
司会の人がベルギー人シンガーをなだめて、彼は復帰。警備の人が子供達を下に下ろして一段落。親はなにやってるんだ。最近の若い親は子供の躾が出来てないのが多い、と日本ではいわれているが、ここオランダにもそんな親がいるのだな。残念である。
とまあ、このように実に充実した楽しい一日であった。

さて、私はゲイでもレズでもないが、同性愛は本人たちの自由なので否定しない。
てか、それを否定するということは「自分が自分らしく生きることを否定する」のと同じなのではないのではないかと思う。
彼らは自分が自分らしく生きたら、たまたまゲイやレズだった。たったそれだけのことである。何一つ人様に迷惑をかけていない。
ゲイ・プライドはアムステルダム・プライドの一環である。つまり、同性愛者の人々が自分が自分であることを誇ろう、と陽気に表明することによって、私たちが「自分が自分であることを誇ろう」と呼びかけているのである。これはゲイだのレズだの関係なく、全ての人々への人権メッセージなのである。
まあ要は、宗教、年齢、人種、民族関係なく、非同性愛者でもゲイでもバイでもレズでも、人間としていい人なら別にいいと思う。
しかし、やっぱりオカマさん達は楽しい。人を楽しませる才能に満ち溢れている。それってすごいと思う。来年もまたいきたい。




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