ファルケンブルグ




洞窟のクリスマスマーケットにて

オランダ南端の町マーストリヒトから電車で３０分ほどの所に、ファルケンブルグという温泉町がある。 2006年は自転車のレース[ツール.ド.フランス]の通過点にもなり、観光客がオランダ中から押し寄せた。 温泉といっても日本みたいのではなく、水着着用の温泉プールみたいなスパ（テルメ）がある。 温泉という名には時めきを感じてしまうのが日本人の性であろう。 テルメ2000　http://www.thermae.nl テルメ2000はヨーロッパでも規模の大きなクアハウスで、イギリス、フランス、ドイツからの観光客も多い。 このあたりは、ドイツ、ベルギー国境にも近く、ドイツのアーヘン、ベルギーのスパなどが近隣で、どうやら温泉地帯のようである。 マーストリヒトなどオランダ南はリンブルグと呼ばれ、町並みがアムスなどと異なる。ベルギーに近いせいかご飯がおいしい。 また干拓地ではなく陸地なので傾斜があったりする。オランダ最高地点（３００Ｍくらい？）もある。 ファルケンブルグの城砦跡 さて、ファルケンブルグ自体はこじんまりして可愛い街です。中世の遺跡も残っている。 テルメ２０００で遊んだ後は、タクシーで宿泊先の古城ホテルへ。 町から少々外れたホテルは自然に囲まれ、宿の人はフレンドリーで話し好きだった。 なんでも古城など歴史建造物を保つ法律があり、 エレベーターを作るのに工事で外観を損ねてはいけないから特殊構造にした、とか。 色々面倒くさいみたいなことを言っていた。 でも努力して保つ調度品の数々とラブリーなお城は我々の心を和ませてくれる。 泊ったラブリーな古城ホテル 夕映えのホテル ホテル周辺の風景 ホテルの部屋のバルコニー ホテルの談話室兼ティールーム ホテルのステンドグラス お待ちかねのご飯タイム。美味しかった。量が多かった。デザートが巨大だった。 前菜：川魚のくんせい メイン：メダリオンステーキ つけあわせ：ウィットロフの生ハム巻きチーズ焼き デザート：パフェ（これが大きかった 翌日、ファルケンブルグ名物の「洞窟のクリスマスマーケット」を見物。クリスマスの時期の目玉らしい。 クリスマスグッズの他、クリスマスのデコレーション、インド風占い師や健康グッズ販売まで何でもありという感じだった。 温泉と古城ホテルと可愛い温泉街散策。ファルケンブルグはお気に入りの場所のひとつである。 ユトレヒトから遠いのが難点だか...。