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母の「フェルガモン美術館が見たい」という希望により、200459日から11日、母と共にベルリンに行ってきた。
フェルガモン美術館というのは、ルーブル、大英博物館と並びヨーロッパの代表的な博物館のうちの一つ
(実は私は知らなかった
)。あれ、ルーブルは美術館だ。まあいいや。
それとは別に、私自身もベルリンという響きには興味があった。
ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」、ベルリンの壁、ブランデンブルグ門の映像などなど。
世界初のSF映画「メトロポリス」の舞台もベルリンである。
あの退廃的でゴージャスな白黒映像がなんといえず好きなのである。

負の遺産としては、ナチ関連施設跡、ベルリンオリンピックのゲッペルスのプロデュースによるプロパガンダ映像など。
私の敬愛するフレディ・マーキュリーもベルリンを好んだという


HANA5.GIF一日目

午前11時ごろベルリンのテーゲル空港に到着。さほど大きくはない空港である。フランクフルト空港のほうが大きい。
ホテルに荷物を置いてからバスに乗り、ブランデンブルグ門を目指す。
その前にお昼を、ということで、カフェ・アインシュタインへ。人気のカフェらしく満員である。
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アスパラガスのシュトゥルーデルをお昼に。ヨーロッパで今が旬のホワイト・アスパラガスのパイにクリームソースを添えたもの。デザートのアップルシュトルゥーデルは、アップルパイにカスタードソースを添えたもの。美味です。
ちなみにドイツの外食はオランダより安い!。オランダでは、10ユーロだと大したものがとれないが、ドイツでは10ユーロ前後出せばメインが頼める。

ドイツカフェとフードを堪能したあとは、リンデンの並木道を歩いてブランデンブルグ門へ。

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ブランデンブルク門は、プロイセン王国の凱旋門として、フリードリッヒ・ヴィルヘルム2世の命によって建てられ1791年に完成。西ベルリンの分断により、1961年以降から壁崩壊の1989年11月9日までの28年間、誰もこの門を通ることはできなかったという
今は観光名所として、記念撮影を行うツーリスト達で賑わう。

絵画館で名画を一通り見て、ポツダム広場へと向かう。
クラシック好きの母はベルリンフィルの前で大喜びである。
これでチケットが取れたらいいのだが、ベルリンフィル、コンセルトヘポーなど有名交響楽団は
あらかじめ予定を練ってチケット予約しないとだめっぽい。


ポツダム広場で壁の写真を撮る。ソニーセンター前に大きな木馬が立っており大勢の市民で混雑している。
何かと思ったら、なんとブラッド・ピットが新作「トロイ」のプレミアムにここに来るという。
思わずベルリン市民に混ざってブラッド・ピット様の到着を待つ。ドイツ版「みのもんた」というか「梨元勝」みたいな人が、ドイツのセレブを取材してるのを眺めつつ待つこと二時間。

やっと現れたブラピは、思ったほど背が高くなかった。

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レポーターやインタビュアーが、私たちとは逆方向から取材してたので、こっちからはプラピ様の背中しか見えない。
我々の側にいるドイツ人の追っかけの女の子達が「こっちむいてー」と叫んだのだろう、やっとこっち側を向いて笑ってくれたりした。
そして、世界のブラピはプレミアム上映会へと消えていった。

さて旅は食べる楽しみ。夕飯はやはりドイツ料理レストランへ。現地の情報誌に載っていた旧市街にあるドイツ料理レストランに入った。

まずはベルリンの地ビールで一杯。やっぱドイツビールはウマー。


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ベルリン式ポテトスープ、ベルリン名物カレーソーセージ、自家製アイスバイン・ザウアークラウト添え、豚肉のローストなどを頼む。アイスバインとは塩水に漬け込んだ豚肉を、食べる前にゆでるという肉料理。カレーソーセージとはナイフで一口大に切った焼きソーセージに、香辛料が入ったトマトソース(あるいはケチャップ)をたっぷりのせて、その上にカレーパウダーとパプリカをふりかけて食すベルリン名物である。
どれも美味しい。そして安い。そしてでかくて食べきれない。インテリアも趣味のよいアンティークで素敵なレストランでした。


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