いよいよ母の第一目的である、フェルガモンへ。 この博物館の名前にもなっている「フェルガモン」は、現在のトルコのフェルガマ(Bergama)地方で、紀元前2世紀頃に小アジアで栄えたギリシャの植民地国家。その中にあった神殿の正面部分と壁画が原形どおりに復元されていることから、博物館の名前に。この神殿部を原寸で展示するために特別に建てられた博物館で、建物の前に立つと、この建物の巨大さに圧倒される。 で、中でも圧倒される。
バビロンのイシュタール門、フェルガモン神殿など巨大な古代の遺跡を運び、そのままの大きさで屋内に組み立ててあるというとんでもなくスケールのでかい荘厳な博物館なのである。写真を撮りたくても、カメラの中に納まり切れないものばかり。
その後ハッケンシャーホーフへ。店はあまり巡る暇なかったが、建物が可愛かった。
以上が我々のベルリン滞在記です。他にも見てない有名建造物やスポットが多々あるので、3日じゃ足りないかも。ゲイ博物館にも行きたかったが時間がなく断念。 ベルリンはとにかく広い。規模が大きい。メインストリートになると道路の幅がやたら広く、6車線当たり前状態の中にトラムの線路まで入って、向こう側に渡るだけで時間を要する。建物もでかい。歴史的建造物やビルなど、写真に納まりきらない。この規模はオランダ&ベルギーでは見られない。第一、第二、第三と、やっぱ帝国があったところは違うのだろうか?第三はガンだが。 そして街中工事している。もと東ドイツサイドだったところも新しいビルが立ち並び、どっちが東でどっちが西だったのかわかりにくい。 プロイセンから、フリードリヒ大王の時代、鉄血宰相ビスマルクが出現し、ヌーボー&デコの退廃的な文化の都、ヒットラーの時代、東西冷戦の時代、そして統一後の新しく生まれ変わっていく街、と、ベルリンは実にいくつもの顔と歴史を秘めた奥の深い街であることには違いない。 3日では足りないかもしれないほど、ベルリンはスゴイかも。 |