Stelling van Honswijk
ホンスワイク防衛線(01)


Werk aan de Korte Uitweg
コルト・アウトウェフ砲台

71年〜1877年に、ニューホランドウォーターライン、及びホンスワイク防衛線の一環として建設された。
ホンスワイク要塞から北に向かい、ルネットADスネル、堤防砲台、そしてこのコルト・アウトフェフから、ワールス・ウェタリンフ砲台へと続く。
この直線地帯は高台で洪水地域に含まれなかったので、このような防衛線が張られた。
ちなみに親玉のホンスワイク要塞は、オランダ王室も視察に来た。が、軍の管轄なので民間人は立ち入り禁止&撮影禁止である。けっこうかっこいい要塞らしい。

過去には、砲台は背後の咽喉部を含み、周囲は土塁壁と水濠に囲まれていた。
対爆掩蔽兵舎は、同時に倉庫でもあった。
兵舎の右手には木造の兵舎が有り、こちらに大砲や関係器材を収納した。
掩蔽兵舎の背後には武器庫(リマイズ)がある。1885年当時、160人程の兵が駐屯していた。
掩蔽対爆兵舎は729本の基礎杭の上に建つ。
兵舎内の部屋壁の厚さは約1m。屋根の掩蔽部の厚さは3m、硬質部分は約70cm。合計して約4m近い厚さの屋根になる。正面部の壁厚は10m位である。

現在砲台の敷地はキャンプ場になっており、兵舎内では絵画教室などが行われている。
砲台前の通りはサイクリング・ルートで、サイクリングを楽しむ人々が通る。
橋を渡って入る。昔は土塁で囲まれ、ここまで見通しはよくなかったらしい。
正面に見えるのは対爆掩蔽兵舎
武器庫だったバラック リマイズ(掩蔽の武器庫)
横から見たリマイズ。 リマイズの上に1877年の望遠鏡?
リマイズの上からの景色 砲座跡?
掩蔽兵舎内のキッチン
キッチンの水場。 入り口側
飲料水用雨樋もある。 通信室。立てかけてある板は特に関係ない。
食料庫。この隣は弾薬庫(!) ランプ・ネス(ランプを置くための壁の窪み)
弾薬庫裏通路 兵士達のドミトリーの一つ。38人位寝起きしてた。現在はアトリエ

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