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街角でよく見かけるストリートオルガン。 おじさんがコインの入った缶をオルガンの調べに合わせマラカスのように振る。 楽器兼小銭入れで合理的。 これは伝統芸能継承者として扱われ、国から補助が出るそうです。 |
私がオランダで気に入っているものは、ブラウン・カフェ、青空市場、街並み、食べ物(オランダだけではないが...)、人間(かなり独特な人々だと思います)。 私的には、ストリートオルガンの音色を耳にしつつ、マッチ箱みたいなキュートなオランダ的街並みを何となくブラブラして、何となくみつけたブラウン・カフェで、カプチーノかフレンチコーヒーを飲んでボーっとして、というのがお気に入りですね。 又、時々17世紀に建てられた家とかが残っていて、当たり前のように人が住んでいて、なんてのを見つけた時とか、絵本に出てくるような名も無い小さな村、可愛い通りなどを見つけた時なんかも楽しいですね。 時間になるとカリヨンの音色が。カリヨンとは定時に鳴る教会の鐘なんですが、オルゴールのように曲になってます。これはベネルクスならではらしいですね。 ユトレヒトはユトレヒト大学などがあり結構学生が多い。カフェやパブで論議してる若者集団をよく見かけますね。 オランダの中心に位置するので交通の便もよく、歴史もある落ち着いた町です。 |
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私は著名な建造物をドーンと見るよりは、アンティークな家々が並ぶ街並みをブラブラするほうが好きですね。まあ‘全体風景主義‘とでも言うのでしょうか? ことに間口の狭い家が並ぶオランダ式の概観は独特であると同時に非常にキュート。写真の苦手な人でも上手に撮れます。 あの小さな家からどうやってあんなでかい人々が出てくるんだ?、とお思いの方も多いでしょうが、奥行きがあるんですね、あと3階位まであるので思ったより部屋数はあります。というのは、その昔税金が高く、間口で税率が決まったので、間口の狭い奥行き&階数のある建築形態になったそうです。京都の町屋と似た原理らしいですね。 ここではユトレヒトの街並みを紹介しましょう。 |
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ドムタワー周辺の運河はぶらぶら歩きに最適のコース。キュートなオランダ的ストリートを堪能できます。 私達はこのような風景に感動しますが、地元の青年達は 「あんまり考えたことなかったな。」 「俺はあきちゃったなあ。どこにいってもこんなアンティークな感じだし。かえって近代的な都市の方が新鮮に見えるなあ。」 「日本のお寺や街の方が見てて面白い。」 という感想も耳にしました。まあ灯台元暗し、といったところでしょうか?私達日本人がお寺や日本建築に対する感覚と同じなんでしょうね。 |
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