ドイツ・バイエルン旅行(4)---ノイシュヴァンシュタイン城
第3日目
ホーエンシュヴァンガウ城からその後、新白鳥城ことノイシュヴァンシュタイン城へ。
途中の湖が神秘的で美しい。
ホテル前のバス乗り場からマリエン橋近くまでバスを使う。バスストップを降りて、また坂道を登る。
ホーエンシュワンガウも山の上にあったが、ノイシュヴァンシュタイン城はもっと高い位置にある。
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ノイシュヴァンシュタイン城付近の坂からホーエンシュワンガウ城を見下ろす |
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眼下には村々 |
坂を見上げればノイシュヴァンシュタイン城 |
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正門。また並ぶ |
城内。近すぎて撮りにくい |
ノイシュヴァンシュタイン城は確かに有名すぎて並ぶかもしれないが、やはり訪れる価値はある。
ロケーションがすばらしい。
山に聳え立ち、眼下に滝が堂々と流れる、曇りの日にはもやに包まれ神秘的である。
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内部は撮影禁止だが、中から外を撮影するのは許可されている。
これは王の執務用の椅子近くの窓からの風景。
ダイナミックに滝を見下ろすことが出来る。
まさしく天上の世界だ。
俗世間を嫌った王が、こんなところに引きこもるのもうなずける。
夢の城の内部は
まさにワーグナーのオペラの世界のオンパレードだ。
ローエングリン、タンホイザー、パルジファル、
マイスタージンガーなどのイメージの洪水である。
ワーグナーが好きな人には実に嬉しい城だ。
ヴァルトブルグ城をモデルにした歌合戦の間は素晴らしい。
壁画はパルジファル。
王はここでワーグナーのオペラを見たかった。
しかし王の存命中に
この部屋でオペラが催されることはなかった。 |
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俗世間を見下ろす山の頂で、
大好きなワーグナーのオペラのイメージに埋もれ、
自分の世界に引きこもって暮らしていた王の孤独が伺える。
この城は王の作品であり、彼の夢の砦なのである。
残念なのはこの城をじっくり見たくても、ツアー制のためと
押し寄せる観光客の為に、限られた時間しか滞在できないことである。
この城は、築城主の王のように一人で感慨にふけりながら
ゆったりと見るのが本当はふさわしい。 |
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マリエン橋から見た城 |
橋の下の渓谷、カナリ下にある。落ちたらしとたまりもない。 |
ちなみにこのお城がディズニーランドのシンデレラ城のモデルになってるというのは有名な話である。
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城内のカフェでアップルシュトゥーデル |
再び地上からみた城。 |
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お疲れのお馬さん? |
雲に隠れる城。まさに王の理想だろう |
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(C)2005 Run@Utrecht & オランダの羊
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