Fort Blauwkapel
ブラウカペル要塞(02)


バスチヨン(稜堡)の一角。現在は放牧場。

オランダで一番小さなゴシック教会

この要塞、および村の語源となったブラウカペル教会は、15世紀初頭に建てられたオランダで一番小さいゴシック様式の教会である。
当初、教会はローマンカトリックであった。また教会内部は床も壁も青かったのでブラウカペル(青いチャペル)という名がついた。
16世紀の80年戦争時代は、教会の領伯がカトリックで、ユトレヒト市がプロテスタントになったため、いさかいが度々あった。現在は、カトリックとプロテスタントの両方で共用している。
ドイツ占領時代、この由緒ある教会は兵器庫として使用される。
第二次大戦後、荒れ果てた教会は修築された。
パイプオルガンはフランドル産で、2007年に300歳を迎え、現在も現役である。

教会内部 ローマ様式のとき、ここは噴水だった

フランドル産のオルガン。
2007年に300歳を迎える。
このオルガンの音色を聞くには左の鍵盤の写真をクリック。

Click the photo on the left to listen the sound of this organ.
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