Fort bij Vechten
ヴェヒテン要塞(05)

ヴェヒテン要塞名物の要塞クッキー。
要塞鳥瞰図からわかるように、要塞の形をしている。
大量のシェルター

ヴェヒテンの周囲、及びヴェヒテンとレナウェンの間は、第一次大戦タイプのシェルターが大量に見られる。ヴェヒテンを出た水濠の周囲は特に一次大戦タイプのシェルターが取り囲むように設置されている。第二次大戦タイプはあまり見かけない。多分第一次大戦頃に防衛強化がこの一帯で為されたのだろう。シェルターはオランダ語でschuilpplaatといい、銃眼などが無い身を寄せる為のコンクリの建造物なので、日本で言うと多分、避難壕とかグループ退避所だと思う。
第一次大戦タイプのシェルターは半地下で低め、単純に穴倉っぽい。体を丸めないと入れない。そのため。第二次大戦タイプは壁や屋根をもっと厚くし、入り口も複雑な構造。カモフラージュ用の杭、通気筒などでグレードアップしてある。三角屋根風の形状から通称「ピラミッド」と呼ばれ、第二次大戦直後にオランダで大量に設置された。多分オランダに住んでいる方やよく行かれる方は、ピラミッドを目にしたことがあると思う。
草木で埋もれた入り口
要塞の南側(正面側)濠の外にぐるっと設置していある一次大戦型 要塞咽喉部右手に一次大戦型が複数設置してあるフィールドがあり、防御陣地っぽい。
入り口。草木で埋もれている。 近所の農家の物置き場になってると思われる。
ヴェヒテン-ヘメルチェ間のシェルター。
一次大戦型と二次大戦型(ピラミッド)が混在
レナウェン-ヴェヒテン間の一次大戦型
ヴェヒテン-ヘメルチェ間でハウテン近くの一次対戦型シェルター。アートな落書きがしてある。 100年近く前のものがこうして残っている光景は不思議である。既に歴史遺産である。

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