Lunetten
ルネット砲台群(03)


養蜂用の作業着
ルネット1へ

4つのルネットはどれも三日月型で似たような感じであるが、ルネット1は他のルネットより少々広い。
19世紀前半に建造されたルネット砲台群は、その後も改修を繰り返した。しかし兵器の急速な発達により、改築を繰り返すよりは時代に対応できるものを新たに建造する方向となり、19世紀後半にセカンド・リングの要塞郡(レナウェンやヴェヒテン)が建造されるようになる。
公開日のイベントで児童劇や、現在ルネット砲台で養蜂を営んでいる養蜂家のデモンストレーションなどがあり、家族連れ等で賑わっていた。
ルネット1の両翼の掩蔽兵舎は今の所非公開。敷地内のバンカーや避難壕、そしてここで一番の目玉の原爆シェルターを紹介する。
ルネット3と2の間に,二本の主要鉄道路線が貫いている。
ルネット1公開日で様様な催しが行われていた。 児童劇
ルネットで養蜂業を営む養蜂家のデモンストレーション
要塞の豊かな自然環境がコウモリの他に蜂にも活用されている。
ルネット砲台特製の「ルネット蜂蜜」も売っていたが買うのを忘れた。
修築中の兵舎 ピラミッド型避難壕
右翼兵舎(右側面)への塹壕 身を隠す場所。
なぜか貯水槽 塹壕の先の兵舎。立ち入り禁止
左写真は、濠側の塹壕壁の対角にある土塁。土壁が崩れるのを防ぐ為、屋根瓦を交互に組んで抑止する。
ちなみにこの塹壕のレンガとコンクリートを併用した防御壁は、当時特殊な職人だけに組めたとのことで、ユトレヒトではこことあと1、2箇所だけで見られるとのことである。
この塹壕のコンクリとレンガ組は貴重なものらしい。
(白状すると、自分は違いがわからない…)
もう一つの避難壕 カモフラージュ用ネットが残っている。
マシンガン・バンカー。非公開ここではバンカーや避難壕の間は塹壕で結ばれていた。 掩蔽の原爆シェルターから、地表に突き出た通気口
原爆シェルターへの入り口。隣の籠は養蜂家の宣伝案内。
シェルター内部の写真は次のページへ。

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